朝起きてパソコンで新聞の配信ニュースを見ていた時、
無意識に左手首を搔いていて、ふわ~と何かが飛び立ちました。
「えっ、蚊?」
黒い小さな物体が手首から飛び立ちました。
見ると手首が紅斑していて、痒みが襲ってきました。
11月に入ったというのに、蚊に刺されてしまいました。
先日は台所でゴキブリも見かけたし、
温暖化の影響か、気温が下がらないので、虫たちも「健在」なようです。
ラジオの健康講座で、皮膚のトラブルのコーナーで、「痒み」について解説していました。
痒みはこれまで痛みの弱いものだと考えられていたので、あまり研究が進んでいなかったそうですが、
痛みとは違う感覚で、痒みの受容体も存在するようです。
痒みには皮膚の受容体が関係する外傷性の痒みと、内臓疾患からくる痒みがあり、
後者は全身に猛烈な痒みが感じられるようです。
痒みは掻きたい欲求が起こりますが、不思議なことに外傷性の痒みは手で掻ける範囲にしか生じないようです。
そして痒い所を爪で抑えたり、冷やしたりするのは、効果があるようです。
それは感覚には優先順位があるようで、痒みは一番下にあるので、それよりも強い感覚である「痛み」や「冷たさ」でカバーすると、痒みは消されて感じなくなるようです。
けれどもやはり搔きむしると皮膚の表面を傷つけて殺菌などが侵入する恐れもあるので、一番いいのは塗り薬などを塗って痒みを止めることだということです。
残念なことに我が家では痒みを止める軟膏がないので、赤くはれた手首を冷やしながら、蚊取り線香をつけました。
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