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もっとも手っ取り早く温まる方法

 昨日も今朝も気温は16度。この夏の猛暑で忘れていた「寒さ」を思い出したような気がします。

 「寒さ」ってこんな感じだったんだっと。

 私は独り暮らしということもあり、治療中以外は、省エネ・省コストのため、東京の冬の寒さぐらいでは暖房はつけず(実は東京の猛暑でもエアコンも扇風機だけ)衣服の調節だけで過ごします。

 けれども決して体を冷やすことはせず、タウンジャケット、ボアブーツをスリッパ替わり、極寒時には指空き手袋、マフラーなど、室内で着ぶくれ越冬隊ルックです。

 エアコン暖房をしないのは、エアコンの乾燥した暖風が粘膜を痛めるのがいやなのと、エアコン暖房で平均して室内全体の温度が一定になることは難しく足元が寒く感じられるからです。また、逆説ですが、ちょっとでも寒い空気に体をさらさないためです。なぜならば人間が気温の変化を感じるのは、皮膚の周囲数センチの空気の温度によるもので、室内暖房で空気全体を温めることは非常に非効率だと思うからです。

 着ぶくれしてクックスは悪いですが、(誰がみるわけでもなく)、温まる食べ物や飲み物で体の内から温まり、運動で筋肉をつけ発熱体質にし、そして発生した熱は衣服でバリアを築き、暖房なしでもぽかぽかと暖かい冬を過ごしています。

 寒さを感じたら即座に重ね着。数秒で自家暖房!これが私の冬の寒さを乗りきる秘訣です。