シナモンに続き、私の健康法第二弾。
私は毎日ウコン(ターメリック)をお料理にいれて3g/日摂るようにしています。
きっかけは10年ぐらい前、区の検診でいきなり肝臓の機能を表すすべての数値が、特にγ-GTPの値が200以上に(女性の標準40)跳ね上がったことです。飲酒もほとんどせず、薬やサプリも飲んでいなく、原因は未だ不明なのですが、診療所の紹介で地区の基幹病院で血液検査からエコーなどいろいろ検査を受けましたが、肝臓の状態は良く、ウィルスも検出されず、経過観察ということになりました。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるだけあって痛みなど自覚的な症状はなかったのですが、物心ついてから病気という病気をしたこともなく、成人してからは風邪で寝込んだこともなく、したがって薬さえもここ30年飲んだことがないほどの健康体であることを自信にしていて、そしてその維持のために食生活から生活習慣にまで気を配ってきたのでショックでした。
その後他の肝臓の値は正常値に戻りましたが、γーGTPの値だけは100を下回ることがない状態が、数年続きました。
お酒を多く飲む人はアルコールの分解をする肝臓が駆使されるために、古来から肝臓にはウコンが効くといって、ウコンが含まれているドリンクやサプリを摂る人がいます。
私の場合、お酒は飲まないのですが、肝臓に関する本を読み漁った結果、肝臓だけでなく、ウコンに含まれるクルクミンが抗活性酸素の働きを持つため、他の臓器、特に酸素を多く消費する脳の病(アルツハイマー病)などの予防に有効であることがわかりました。
そこで早速アマゾンのスパイス専門店から1キロのウコンを購入し、カレーやスープ、マッシュポテト等々、風味付けの意味も含めて、せっせとウコンを加味しました。
その結果γーGTPの値は正常値になり、疲れにくくなったように感じ、頭もすっきりするように(気のせい?)なったように感じます。
結局肝臓の値が悪くなったのは、そのころからジョギングを始めて、体がその負荷になれていないために、肝臓に負荷がかかっていたのではないかと自己診断していますが、ウコンによって肝臓の機能が良くなったのではなく、ただジョギングに体が慣れてきただけかもしれませんが、3mg/日の量のウコンでは体に害になることもなく、なにより費用が安いということもあり、サプリや薬を摂らない私の健康法の一つとして(シナモンと合わせて)ウコンを摂取しています。