· 

夏の憂鬱

 う~寒い。

 ここ2か月あまり、寝る時に布団をかけないでノースリーブのワンピースで眠っていましたが、

 今朝はさすがに寒くて目が覚めてしまいました。

 エアコンは嫌いなので、猛暑の中、扇風機の風を(本当は身体に悪いのでしょうが)ガンガン当てて、

 それでも汗びっしょりになって眠っていたので、

 寒さで目が覚めるなんて、

 夏が終わり、秋になったことを実感。

 昨日、一昨日と、東京では30℃を下回り、涼しいと感じられる気温になりました。

 しかし、思い出してみると、半世紀近く前の昭和40年代の私が小学生の夏休み。

 小学校のプールに泳ぎに行った日、気温が30℃というのに驚いて

「ひえ~熱い。」と感じたのを覚えています。

 ということは、真夏でも30℃を超えることはひと夏に一日あるかないかであって、

 「熱い夏」として記憶している夏の暑さは、実は20℃台。

 全然大したことなかったではないかと、

 人間の順応力に改めて驚きました。

 今年の猛暑は何とか乗り切りましたが、

 来年もさらに熱くなることが予測されて、

 夏の暑さは好きだったのに、

 夏がやってくるのが憂鬱になってきています。