一昨日の春の陽気とは打って変わって、東京は昨日はみぞれ交じりの寒い日でした。
寒中の寒さに逆戻りです。
1月は乾燥した寒い日が続いて空気が乾燥していましたが、ここのところ雨やみぞれが降って、少し空気が潤ってきました。
緊急事態宣言が出て、寒い中でも、患者さんが来てくださり、
治療が終わり、「楽になった。」と言ってくださると、治療した私もほっとした気分になり、うれしくなります。
三密回避のために、人との接触、特に私のような施術の職業はリスクが高いため、
患者さんが治療回避するのはしかたがないと思っていますが、
それでも、治療にきてくださって、直接体に触れ、治療が終わると、
必ず、私自身の方が、心身ともにパワーを頂いて元気になります。
夜の眠りも深くなるような気がします。
五感の中でも触覚の刺激は、セロトニンや、特に「愛と絆」のホルモン、オキシトシンを分泌させる作用が高まるようで、お母さんが赤ちゃんに授乳する時などに分泌され、母子の絆を深めるようです。
コロナ禍で患者さんを施術する機会が減って実感したのは、
私は施術という仕事を通して、患者さんの身体を楽にして挙げられるだけでなく、私自身の身体も楽になっていたのだなあということです。
20年以上この仕事をしてきて、心身ともに健康であるのは、患者さんの体に触れるということがもたらす、心身の癒しなのだろうと、
寒い、みぞれ交じりの空模様を眺めながら感じました。
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