金木犀の香りがあちこちから漂ってきています。
毎朝のジョギング時、駒沢公園周遊コースの一角にある金木犀の木の傍を走る時に、
金木犀の香りが漂ってきて、
「あ~秋だなあ」と毎年実感します。
そしてその香りに包まれるのもつかの間、
9月は台風シーズンなので、すぐさま金木犀の花が散ってしまい、
コース上が一面クリーム色の金木犀の小さな花に覆われて、香りが消えてしまいます。
今年はどうでしょうか?
と言いながら、実は、私は金木犀の香りが苦手です。
あまりにも強烈な甘い香りを、子供の頃からどうしても好きになれません。
小学校の頃、教壇の花瓶に金木犀が飾られてあって、真ん前の席に座っていた私は、
その香りをもろに包まれて授業を受けていて、その強烈な香りに気分が悪くなったことが、
トラウマとして残っているのかも知れません。
実家には、もう樹齢100年になるという銀木犀の木があります。
銀木犀の木はめずらしく、私はこれまで実家のものしか知りませんが、
金木犀の香りとは微妙に違って、こちらはほのかな香りで、
私は銀木犀の香りは大好きです。
銀木犀の花が咲きだすと、遠くからも香ります。
山間部にある実家の秋の訪れは都心よりも早いので、
金木犀の花よりも遅く咲きだす銀木犀は、そろそろ花をつけていい香りを周囲に漂わせているかも知れません。
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