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痛みに意識を集中

 一週間前にヨガの「鋤のポーズ」をしたときに右の首を痛めてしまいました。

 直後に保冷剤で冷やしたので、それほどひどくはならなく、日常生活にも差しさわりのない程度の痛みでおさまっていました。

 けれども上を向いた時に、ズキンと痛む箇所があり、保冷剤で冷やし続ていたのですが、なかなか痛みがひきません。

 何年か前自転車にぶつけられて吹っ飛んだ際に首を痛めた時も、1か月ほど痛かったことを思い出し、

 単なる筋肉痛とは違って、頸の神経を痛めたのかなと思いました。

 これは少し時間がかかるかも。。。

 ヴィッパサナー瞑想の中で、体の一部に意識を集中するのがあり、

 心理療法のフォーカシングも長年の筋肉痛に過去のトラウマが閉じ込められているとして、

 敢えて痛い動作をとって、その箇所に意識を集中すると、痛みが和らいていくという手法があります。

 さっそく、もっとも痛い首の動作にして、意識を集中させていると、最初は痛くてしょうがなかったのに、

 次第に痛みが消えていきました。

 けれども、また元に戻すと痛みは復活。

 痛みは、壊れた身体の組織細胞から出される痛み物質や、壊れた組織の内圧が高まって神経を圧迫することなど、物理的要因はあるのですが、「痛みの意識」は脳で作られていることを実感。

 物理的な「痛み」と「痛みを不快と感じる」ことが合わさった状態なので、痛みの感じ方をコントロールすることは可能です。

 しばらく首が痛むでしょうが、痛みをコントロールする手段を試行していこうと、痛みが少し楽しみになってきました。