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異常とは平衡状態でなくなること

 昨日も一昨日に引き続き、10月というのに師走並みの寒さと冷たい雨が一日中降り続きました。

 3~4日前までは30度超えの真夏日で、タンクトップ、半パン、布団を掛けずに寝ていたのに、

 フリースの寝間着と冬用羽根布団でしっかり温めて寝ました。

 温暖化による異常気象は、夏の猛暑の印象が強いのですが、世界的には大寒波も多く発生しています。

 地球は大きなシステムで、様々な要因が絡み合って、人間を含む生き物が暮らしていける環境をかたちづくっています。

 それは気温、降水量、空気の流れ、気圧、etc。。。様々なファクターが絶妙な平衡状態を保つことで成り立っています。

 だから、それらのファクターの一つが乱れても、すべてのファクターに影響を与えます。

 箱(=地球)にパンパンに膨らんだいくつもの風船がつまっている状態を想定してみると、一つの風船がパンとはじけてしまったら、他の風船にも影響をあたえてしまうようなものです。

 極端な暑さは、極端な寒さに。順調な季節の巡りにも異常をきたしてくる。

 今年の冬は寒いという予報もでているようですが、それが思いやられる早々の寒波でした。