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退屈に対する耐性

 昨日は雨が一日中降り続いていたため、一歩も外出せず家で過ごしました。

 雨が降っていなければ、日課のジョギング、ウオーキングで、どんなに暑くても寒くても外出することにしているので、

 一日中家の中に「こもる」のは雨(or雪)の日だけです。

 雨の日恒例の朝風呂でゆっくりと体を温めた後は、外の様子を何度も伺いながらうずうずしてしまいました。

 何らかの用事を思いついて、外出する機会をうかがっているのは、無意識のうちに「こもる」ことのストレスを感じていたからでしょうか?

 現代人は「今、ここ」にいることに耐えられない。

 先日読んだ本の中に書かれていたことですが、私が無意識のうちに外出を欲するのも、家で何もすることがない退屈な状態に耐えられないためでしょうか?

 日頃雑事に追われて「何もしない時間が欲しい。」と思っていたくせに、いざ、その時間を手にすると、

 「何かをする」ことを欲してしまう。。。

 30分の瞑想中、雑事ばかりが頭に浮かんできてちっとも心を集中できないのは、そのためなのでしょう。

 「退屈」に対する耐性を鍛えなければならないと、雨の一日に感じました。