信用金庫で口座を作る必要があったので手続きに行き、1時間ほど!(さすが信用金庫!)待たされている間、ロビーに設置されていたテレビがNHK+の京都の禅寺の作庭の解説をしているのを観ました。
著名な作庭作家が、有名な作庭家祖父の作った庭を解説していました。
一見地味に何気なく見える庭の造作が、実は作庭家がそこに宇宙を再現しようと試みた結果だということを知り、
イギリス庭園など西洋の庭とは違う世界が、禅や中国古来伝説などが日本の風土と融合されて作り出されているのに感心しました。
日本の庭園の特徴は、自然のもの(石など)をそのまま用いて、世界の象徴に用いているところです。
そこに自然と人間の偶有性に委ねるところが、日本人の心情なのだと改めて感じました。
今時一時間も通帳を作るのにかかるのにも驚きですが、その時間日本庭園についていろいろ学べることができて、有効な時間をもらったなと感謝の気持ちが生まれました。
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