学生時代に佐保田鶴治氏のヨガの本を読んで以来、我流で(ヨガでは一番の邪道?)、様々なヨガの本からだけの知識で(YouTubeはまだ利用していない)、ヨガのいくつかの体位のポーズを毎朝30分、断続的ですが、かれこれ30年近く続けています。
もともと身体が固くて、正式に習っていないせいか今でも正確にポーズを決めることはできませんが、ストレッチ体操としてジョギング後にヨガマットの上でやっています。
私がヨガに触れるきっかけとなった佐保田氏は京都大学のインド哲学の教授だった人で、学問的な探求に加えてヨガの実践をされたようです。
だから、もともと「頭から入る」頭でっかちな私は、ヨガ本来の哲学が気にはなっていて、色々な本でその「さわり」は触れられているのですが、様々な名前で呼ばれる流派のことや、ヨガ哲学とヨガのポーズと瞑想の関係がどうなっているのか、メタヨガ知識がなくて、ヨガの全体像がつかめず、単なるストレッチ、エクササイズとしてヨガをすることに底浅いものを感じていました。
若い人にも人気のある綿本彰氏の「ヨガを楽しむ教科書」を読んで、ポップな漫画での解説で簡単でわかりやすい内容ですが、私が最も知りたかったヨガ全般についての包括的な知識が完結に解説してあり、上記の疑問にようやく納得できました。
そうしてヨガの目的がはっきりすると、不思議なことに毎日ほとんど惰性でストレッチとして続けてきたヨガのポーズにも身が入り、呼吸法も意識して、今までできなかったレベルまでできるようになりました。
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