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35年間で消えたもの

 20代の前半DCブランド(今は死語ですよね、笑)隆盛のころ、

 なけなしのお金で清水の寺から飛び降りるように(これはことわざ)買った、ワイズのセミフレアロングスカート。

 濃紺で、ウールの一枚だてのシンプルな型のため、どんな上着にもあって、もう何度着たかわからないほど愛用してきました。生地が上等なので、傷むこともないこともあって。

 長年着ていくうちに、「あれぇ~サイズ合わなくなってきたな?」と感じてスカートの胴回りがだぶついてきて、

ベルトを締めるようになり(つまり痩せてウエストサイズが小さくなった)、本来のデザインと違ってきたため、なんとなくこのスカートをはかなくなっていました。

 けれども、世田谷PAYアプリで利用できるお店をあれこれみていたら、お直しのお店が近所にあることを知り、

 「そうだ!あのスカートを直して、再びはけるようにしよう。」と思い立ち、お直ししてもらうことにしました。

 ウエストは6センチも絞ることになりましたが、さすがプロの技で、ポケットはそのままに調整してもらえるようです。

 お直し代は相場を知らないので少々お高く感じましたが、30%ポイントバックなので、そこは気にしなく、笑。

 もともと体重の変動はないほうで、あのころと比べて2キロぐらいしか減っていないのに、こんなにウエストが細くなっていたとは!

 たぶんジョギングをするようになって、体脂肪が筋肉に変化したのだと思います。

 ダイエットはしたことがなく、むしろこの歳で成長期の子供と同じくらいの大食いを恥ずかしく感じている次第です。

 消えた脂肪はどこにいったのだろう。。。と考えてしまいました。

 出来上がりが楽しみ!です。