せたペイの事務局から11月に再開した30%ポイントバックが終了間近との連絡がありました。
一人4万円未満、予算が尽きるまでという条件だったので、これは急がないとすぐに終わってしまうと思って、
せっせと利用していたのですが、同じことを考える世田谷区民80万人(すべてではないでしょうが、笑)の重みに耐えかねて。。。だったのでしょう。
患者さんの治療院でもせたペイで支払っていただき、操作にドキドキワクワクしながら、
「30%還元は大きいですよねえ。」と言った口の端も乾かないうちに。。。。
申し訳ありません。
「21世紀の貨幣論」を読んで、貨幣というものの意味を捉えなおしていたところで、
地域通貨のせたペイを実際に利用するようになって、
また11月からデジタルマネーですべての買い物を済ませるようにしたことで、
改めて貨幣の意味を実感しました。
「貨幣はそれを受け取ってもらえる」ことが価値で、その幣面や硬貨そのものにはまったく価値がなく、単なる紙切れ、鉱物に過ぎないということ。
それが受け取ってもらえる=貨幣の発行者の信用が、貨幣の価値であるということです。
その証拠に、発行者(多くの場合は国家)などの信用が落ちた時には、瞬く間に貨幣の価値が下がり、だれもその貨幣を受け取らなくなります。
せたペイが貨幣として通用しているのは、世田谷区80万の区民がそれを通貨として承認し、受け取ってもらえるからだと、実際にせたペイを使って購入して感じました。
これからもせたペイは使えるのですが、30%還元の特典はなくなりますが、
地域の経済を地元の人々で支えるという趣旨には賛同しています。
せたペイの使えるお店でできるだけ買い物をしようと思いました。
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