毎晩アマゾンプライムの配信ヴィデオで海外ドラマのビデオを観ています。
10月から2か月間は、「退職デカの事件簿」10シリーズを観続けていました。
BBC制作の刑事ドラマで、訳あり退職デカのチーム「UCOS(未解決事件解決チーム)」を、誤捜査で左遷させられたエリート女性刑事が率いるというものです。
初回は2003年放映で、今から20年以上前で、パソコンも大型で、スマホもなく、退職デカたちのアナログ操作法は有効でしたが、次第にデジタル化し、一部の退職デカはそれに順応し、一部のデカはなかなかそれに順応できないようすが、コミカルに描かれています。
彼らの古い操作法ー時には強引な法を無視するーが、周囲には時代遅れに感じられ非難されながらも、事件を解決していく中で、年齢によって社会の一線から排除される寂しさと悔しさを味わっていた彼らが自信と誇りを取り戻し、活き活きとしていく様が描かれています。
警察という男性社会のヒエラルキーの中で苦労する女性ボスの葛藤も描かれています。
私にとって興味深かったのは、イギリスの建物としての家の立派さです。
退職デカたちの家、独身中年女性ボスの家が、どれも立派で、広く、ガーデニング好きのイギリス人としてロンドン(郊外?)なのに庭付きで、インテリアはどれもすてきで、「公務員の給料で。。。」と感じました。
そしてイギリス人は衣食住のうち、住を最も重要と考えていることを、このドラマで知りました。
11話まで続いたらしいのですが、見放題配信は10話まで、昨夜で退職デカを見るのが終了しました。
海外ドラマを観る楽しみは、なにげなく描かれているドラマの背景となっているその国の風俗です。
退職デカでもイギリスの風俗を堪能しました。
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