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箱根マラソン中継

 正月といっても「おひとりさま」のお正月は静かに淡々といつものルーティンを送っています。

 けれども、2日・3日は、NHKラジオらじるらじるで実況中継される箱根マラソンを聞きながら、お正月の街をウオーキングします。

 昨日もゲームの熱戦に気をとられて緑道をウオーキングコースをほとんど無意識に歩きました。

 刻一刻と選手が入れ替わって、アナウンサーの実況放送や解説者の金哲彦氏の話などを聞きながら、選手の走っている様子を思い浮かべて、誰が何番かを考えながら聴くのは、相当意識を集中する作業でした。

 7時間近くの実況放送ですが、結局家でも聞き続けることになり、往路にたどり着くまで気が抜けませんでした。

 テレビがないのでもっぱらラジオで、それもNHKをらじるらじるでPCやスマホで聴いているのですが、この箱根マラソンの実況放送ほど、聴いている内容からイメージを想像することが、「ビジュアル思考」系ではなく「サウンド思考」系の私には結構脳に負担がかかるなあと実感します。

 脳裏に浮かぶのは、走っている選手のビジュアルであることはほとんどなく、金氏とゲストの俳優の和田氏の掛け合いなど、直接試合に関係ないことばかりに反応してしまいます。

 雑用で聴くことをしばし中断すると、あっという間に順位が変化していて、誰が何番だったか、音声だけではなかなか把握できなくなります。

 お正月の箱根マラソンのラジオの実況中継を聴くことは、私にとって「脳トレ」になります。