日本の家屋は防寒が十分でなく健康被害になる状態であるとの新聞記事を読みました。
海外ドラマを見ていると、日本よりも高緯度で寒いはずなのに、皆室内では軽装、Tシャツを着ていることもあり、ずいぶん暖かくしているなあとは気づいていました。
ニューヨークではすべての建物は冬季に18度以上にすることが条例で義務付けられているようで、これは冬季には零下に下がる気温で住民の命を守るためだそうですが、外気に関わらず、どの屋内も暖かくたもたているようです。
北海道出身の人が東京の冬は寒いと言っていたのを聞いたことがあります。北海道は寒いので建物も防寒施設が完備されているからで、東京のように中途半端に寒いところは、部分暖房で十分に室温が高くならないからだとか。
全国調査したところ、地域の冬季の平均室温が一番低いのは、なんと四国の香川県で15度。瀬戸内に面していてオリーブも実ることから暖かいイメージがあるのですが、香川の室内は寒いのですね。
きっと暖房をガンガンたいて暖かくするまでもなく、暖房設備も不十分なのでしょう。
けれどもWHOも警告しているように、18度以下では高血圧や呼吸器疾患の患者には環境負荷が大きすぎるようです。
昭和の建築では防寒防暖設備が整っていない建物が多く、部分暖房だけでは寒いのが現状です。
建物全体を化石燃料を使って温めるのは省エネにも反しますし。
となると、個人個人が室内でも厚着して防寒することを私は実践しています。
ぶくぶくに厚着しているので体感的には寒さを感じません。
日本の冬の家屋の寒さ対策は、衣服で防寒することがコスパが高いと思います。
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