食糧危機の予感

　私は朝食のパンは全粒粉のチャパティ（発酵させないインドの平たいパン）をもう１５年以上も手作りして、まとめて冷凍しその都度解凍しています。

　また全粒粉のスコーンやお好み焼きも常食としているので、大量に全粒粉を使うため、半年ごとぐらいに２５キロの業務用の粉をケーキ素材を扱っている店に注文し、小分けにして使っています。

　そろそろなくなってきたので、ネットで次の注文をしようとしたところ、在庫なしの掲示。

　「え～、どうしよう。。。」と不安になってきました。

　また値段も２０００近く値上がりしていて、原材料の値上げのため加工食品が値上げしているということをニュースでは聞いていて、私は手作りだから関係ないなと高をくくっていたのでショックでした。

　入荷次第知らせてくれるように設定しているのですが、１週間たってもまだです。

　この調子ではいつになるのか予想もつきません。

　また卵も値上げされていました。飼料の不足と値上げのためと、鳥インフルエンザ流行ため大量の殺処分したことが影響しているようです。

　多くの食品が値上げ、品薄になっています。

　食糧危機はずいぶん前から警鐘されてきましたが、日本の豊かな経済に支えられて目に見えなくなっていましたが、こう身近なところで影響を受けると実感として湧いてきました。

　幸い生まれてから一度も飢えることの恐怖を体験したことがないのですが、これは人類の歴史の中でも稀有な体験で、本当に幸運な時代に生まれた賜物であると、それが脅かされる予感を抱いただけで感じます。

　足元の砂が次第に救われてくるように、じわりじわりと食糧が不足していくのが感じられます。

　どうかウクライナの戦争が早く終結し、地球温暖化の加速が緩められるように願います。