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指先の冷たさ

 今パソコンのキーボードを打っている指先が冷たくなっています。

 指先が露出している手袋をしているので、手の他の部分は暖かですが、どうしてもキーに触れる部分は冷たくなってしまいます。

 外気温に関わりなく、できるだけ体温を36度以上に保つため、暖房のあるなしに関わらずニットのタートルの手編みのセーターを重ね着し、足元はヒートテックの靴下、レッグウオーマー、ボアブーツの上履き、手袋と「三つの首(手首、足首、首)は必ず手厚く防寒して、体感的には暖かくしています。

 外出時も手袋をしているのですが、せっかちな私はいちいち作業のたびに手袋を取るのが面倒なので、指先が露出している手袋をしているのですが、そのほんのわずかの露出部分でも冷たい空気に触れるため、冷たくなってしまいます。

 面倒を厭わずに指先まである普通の手袋をするべきか、この寒さで悩んでいます。

 温かい飲み物や食べ物を摂ると、即座に指先まで温かくなることから、血管は体中に張り巡らされているのだなあと実感します。

 指先だけしもやけのように赤くなって、乾燥してささくれだってしまいました。

 スマホ操作対応の手袋もあるそうなのですが、指先の操作の感覚は、やはり直に触れることによって得られると思うのですが、今度ためしてみようかなと思っています。

 童話で「手袋を買いに」で、人間の子供にばけたきつね(たぬき?)の子が、手だけはもとのままでばれてしまったけれども、やさしいおじいさんおばあさんはそのことに気づかぬふりをして手袋を売ったのでしたが、

 指先の冷たさは、そこだけ化け残っているようです。