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それぞれの防寒

 患者さんのマンションの一階の室内ではこの冬の寒さの中でも暖房していないそうです。

 暖房すると空気が乾燥するため20歳になる娘さんのアトピーが悪化するためだそうです。

 集合住宅であっても一階のため底冷えするようで、家族はおのおの「タケノコ」のように重ね着をして寒さをしのいでいるようです。

 今年は近年の温暖化に逆行してラナーニャ現象のためか、世界各地でも寒波のニュースが届いています。

 ロシアのウクライナ侵攻の影響を受けてエネルギー価格が上昇し、物価上昇の影響も加速化して日本と違って、屋内の室温はかなり高く維持するのが文化になっている地域の人々も暖房を十分にすることができず、北半球の人々の多くの人が震える冬を過ごしているようです。

 かくゆう私も、節電を理由としてできるだけ暖房を使わずに、「たけのこ防寒」に務めています。

 ヒートテック素材の下着を上下重ね着し、ヒートテック靴下に室内用にしているボアブーツを履いて足元からの冷えを防ぎ、室内でも指出し手袋を二重にし、首にはマフラーを撒いて、体感的には寒さを感じないようにしています。

 体内酵素の最適温度は37度前後なので、体温が下がると酵素の働きが悪くなり、体のシステムがスムーズに働かなくなり体調が悪くなります。

 様々な防寒対策でこの2月も乗り切っていきましょう!