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「サバ缶ショック」にショック

 私は100%自炊でだいたい一回の食事に10プレートのおかずを食べるのですが、

 その中でもサバ缶のキャベツ(もしくは白菜)煮は、もう何年もランチの常備菜となっています。

 サバにはDHAが多く含まれているということで、サバ缶ブームになった当初からいろいろ工夫して料理して、

 この形にたどり着きました。キャベツをあらく刻んで、サバの缶詰を汁ごといれて、塩、コショウ、そして匂いけしのためにタイムとカレー粉を入れ、圧力鍋で10分煮るとできあがり。

 サバからいいダシがでて、DHAで血液サラサラになって認知症予防に期待するメニューです。

 以前ブームになったとき、品薄になって求めるのに苦労したときもありましたが、現在は落ち着いていて一缶詰100円足らずで購入しやすくなっていました。

 けれども、このコロナ禍で需要が高まり、去年は大不漁だったようで大手の水産加工会社が3月からサバ缶の製造を中止するとか。

 新聞の見出しは「サバ缶ショック」。私の心もショックでした。

 いつも食べているサバ缶が食べられなくなる。

 これはもう10年以上手作り全粒粉パンを作ってきて、業務用の25キロ単位で購入していたのに、全粒粉がウクライナ紛争などの理由で手に入りづらくなり、年末から注文しているのに手に入らない状態が続いていて、しょうがないので普通の強力粉で代用している日々が続いています。

 一人なので飽きない限りきにいったもの「ばっか食い」をしているので、それの素材が手に入らなくなると、私のルーティンを支えているものが崩れるようで、ショックです。

 同じDHAを多く含むイワシ缶で代用して、しばらくしのぐしかないかなと、

 地球温暖化がいよいよ本格的に食卓にも影響してきていることを実感しました。