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帰省とジャムづくり

 25日(土)から、認知症で山口の実家で独り暮らしの母の介護のための3か月ごとの帰省をします。

 デイケアに週3回、ヘルパーさんが週2回、整形外科へのリハビリや、ケアマネさんが様子見にたびたびうかがってくれて、食事は弁当宅配と生協で、毎日のようにメイルでやりとりしているおかげで、東京と山口という遠隔でありながら、なんとか母の介護が成り立っています。

 認知症といっても介護度1の初期なので、記憶力は5分と持たないのですが、なんとか自立しています。

 とはいっても、やはり目で見て確認する必要があるので、3か月後とに帰省しています。

 一番の格安航空機プラス乗り継ぎなどで片道9時間かけて実家にたどり着くと、結構へとへとになっていますが、

 3か月分の汚れを落とすべく、掃除機、拭き掃除、そして夕飯の支度です。

 けれども、基本的に時間は十分にあるので、実家にいるときは、その季節に庭などでとれる果物ー甘夏、ジャム、ゆずなどを使ってジャムづくりをします。

 この度は実家の萩の名産でもある甘夏を使ってのジャムづくりをするつもりです。皮を一晩水にひたしてあくを取り、刻んで、数度湯でこぼして煮て、砂糖を入れて煮詰めてできあがり。

 部屋中に柑橘系のにおいが充満するでしょう。

 こうして実家に帰省するたびに季節のジャムをつくるのも、あと何回できるかと、89歳になる母を想いながらかんがえてしまいます。