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あと10年の寿命

 大好きなブロガーちきりんさんのツイッターでの言葉を集めた本「多眼思考」の中で、「人生はあと10年」ときめてから、いやなこと、うざいことはやらないことに決めた。というのがあり、非常に共感しました。

 4月で58歳!になるのですが、最近成人してからはや40年の月日が経ったのだなあと、けれども、この40年あっという間で、それが30年前なのか、20年前なのか、10年前なのか、時間の経過の長さが曖昧になってきているということです。

 これからの10年は老いが始まり、できないことが増えていく時でもあるのだ。寿命がやってくる可能性も高まる。

 そう考えると、今という時が非常に貴重に感じられて、これをあだやおろそかにしたくない気持ちが強くなりました。

 ほんと、10年なんて、あっという間。

 我がままだとして、やりたいこと、言いたいことを我慢するのは、自分に残された貴重な時間をムダにしているように感じられます。人生が今後も長く続くと予想されるので、少しでも現状が悪くならないようにそうしているのだと気づきました。

 けれども、明日死ぬとしたらというのは(スティーブ・ジョブズにはあったかもしれないけど)、

 私にはやはりちょっとリアリティがないので、10年ぐらいがちょうといいかも?

 そう考えると人生は選択の連続という考えが真実味を帯びてきます。

 選択の基準として「人生あと10年」を置いていこうと思います。