· 

疲労は無意識からのシグナル

 昨日もジョギングを中止して、ゆっくりと朝風呂に1時間ほどつかりました。

 ようやく少しずつ疲れが取れてきたような気がします。

 「無意識受動仮説」を提唱されている前野隆司氏によると、脳は24時間全体があちこち発火しつづけ、それが無意識の私たちの心身の活動を司っていて、その一部が意識として生まれて、私たちの言動に影響を与えているようです。

 つまり、私たちが生きて営み経験していることは、すべて脳の無意識が生み出す「幻想」に過ぎないと。

 私はこの仮説に強く共感します。

 そしてだからこそ、もっと無意識のシグナルを聴き取ることに努めることが大切なのではないかと。

 疲労というのは、無意識からの重要なシグナルなのではないかと強く感じるような今日この頃です。

 多くの人は、この無意識のシグナルである疲労を聴き取らなかったり、無視したりして、目先のことを優先して、無理を重ねて心身を壊してしまうのではないかと。

 ジョギングが楽しめなくなってきたこと。走るときに以前にはなかったきつさを感じるようになったこと。

 きっと、これは無意識が「無理しているよ。」と教えてくれているのだと思い、しばらくお休みしようと思います。