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50代最後の一年

 冷蔵庫は27年ではなく21年の耐久でした(笑)。庫内の製造年月日(2002年)を見て思い出しました。

 この治療院を開院したのが2003年なので、ほぼ治療院を営む年月をともにしたことになると、感慨深い思いにかられます。

 今日は私の59歳の誕生日です。

 私にはいつも実際の年齢より一歳上のように思い込む変な癖があり、昨日まで58歳なのに59歳だと思い込んでしまって、書類の年齢欄に間違って書いてしまいそうになることがしばしばです。

 けれども59歳はきちんと自覚していこうと思います。

 なぜならば、今まで年齢の区切りを全く意識してこなかった私ですが、さすがに還暦(60歳)は意識せざるをえないからです。

 60歳は私にとって老病死の段階に入る節目の歳なので、その前のこの1年は、老いを意識しないで過ごせる残り少ない時間になると思うからです。

 けれどもやはり身体は正直で、ここ数年毎朝のジョギングの時に息切れするようになり、走り続けるのも限界かなと思い始めていました。

 15年間のジョギング生活で、旅行や天候以外の要因ではじめて5日間連続でジョギングを休み、朝風呂にしっかりつかって疲れを癒したところ、また走りたいという思いがむくむくと湧いてきました。

 けれども、今までと同じような調子では無理だと思い、週3日、月、水、金を走ることにしました。

 年齢に伴う身体の衰えには抗わず適応すること。

 生物の生き残り戦略は変化に適応できることによるというのは、生物の原理です。

 59歳の1年は来るべき老いにどのように「適応」していくか、いろいろ試行錯誤する1年になりそうです。