ラジオの健康コーナーで肺について専門医が解説していました。
肺はブドウの房を大きな袋で覆ったようなもので、その内部はぶどうの実のようなたくさんの肺胞と呼ばれる小さな風船のようなものがブドウの枝にあたいする気管支にくっついている構造です。
高校の生物の教科書の肺の解剖図から得た私の肺のイメージは、わかりやすくするためか、肺胞は数十個程度が気管支の枝にくっついていたのでした。
けれども実際には、肺胞の大きさは一つ2~3ミリでボールペンの先ぐらいの大きさで、その数はなんと3億個もあるというのです。
3億もの肺胞がびっしりと充填されているのが実際の肺の現状のようです。
生の豚のレバー(レバーの組織ひとつひとつが肺胞にあたいする)のような固体をイメージすればいいのかと。
肺炎でレントゲンで真っ白な影が映りますが、それは肺胞が炎症によって死滅した残骸が映っているそうです。
肺のイメージが変わりました。以前ミトコンドリアでも感じたように(実際のミトコンドリアはそらまめのようなものではなく、ぐにゃぐにゃした形状が定まらないものだそうです)、間違った像でからだをイメージしていることが多々あるのかもしれない、ちゃんと調べ直してみようと思います。
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