· 

青のりと貧血

 健診で貧血がわかり、精密検査をうけたところ、貯蔵鉄のフェリチンが不足していることが判明しました。

 赤血球のヘモグロビンに含まれている鉄分には、貯蔵鉄(肝臓や腎臓などの内臓に貯蔵される)と循環血液にふくまれている循環鉄があり、健診でわかるのは循環する鉄のほうです。

 身体に必要な鉄分は、まず貯蔵鉄から使われていき、それが枯渇すると循環鉄が使われます。

 だから、健診で貧血が判明したときは、かなり貧血状態が進行しているということです。

 処方された鉄剤を摂取することをはじめました。

 それに加えて鉄分を補給するために、いろいろ本を読んで、栄養学的に鉄分について調べてみました。

 すると、鉄分が豊富と呼ばれていること(ひじきや切り干し大根が鉄分豊富な食品だと思われていること、それは実は昔は加工時に鉄鍋で茹ででいたことが原因であり、現在では加工法が異なるのでそれほど含まれていない)、栄養学的にかなり間違っていたり、ずれていることが判明しました。

 そして意外にも、あおのりが鉄分豊富、77マイクロg/100mgということがわかり、さっそくアマゾンで青のりのパックを10袋購入。調理の際に入れて使うことにしました。

 それにプラスして、鉄玉も購入(私が購入したのは、鉄の輪)。

 沸騰させたお湯や汁などに入れておくだけで、微量ですが鉄分が溶け出す作用です。

 後は1週間に一度レバニラをつくることを習慣にしようと。

 まず処方薬でフェリチンを満タンにし、そして食事でそれが不足しないようにしていくという貧血対策を立てました。

 あとは半年ぐらいかけて、徐々に改善していくだけです。