速度による視界の違い

　貧血養生のため、身体に負荷のかかるジョギングを一時中断することにしました。

　けれども、それでは運動不足になるため、代わりになる負荷がそれほどかからない運動は何かと考えたところ、やはりウオーキングとなりました。

　もともと１７年前にジョギングを始める以前は、ウオーキングを積極的にしていたので、それに戻っるということにもなります。

　年齢と体力に合わせて、負荷の低い運動への切り替えです。

　今までジョギングをしていたコースと同じコースで、しかし、距離は短くすることにしてかかる時間を等しくしました。

　実際にジョギングコースをウオーキングして感じたのは、移動する速度の違いで、これほど視界が違ってくるのかという驚きでした。

　時速１５キロと８キロは、速度の違いはそれほどないのですが、ジョギングの際は地面に着地する時にはねるようになるため、一歩一歩踏みしめるウオーキングでの視界とは、視界に入ってくる対象と速さが違うので、

　１７年間見慣れた光景がまるで別のように感じられたことが新鮮な驚きです。

　道端に咲くアジサイもじっくり眺めることができ、ウオーキングの楽しみも増えました。

　また走るときにはしなかった、ネットラジオでのイヤホン視聴も試してみることにしました。

　これから気温が暑くなり、ジョギングはいまの私の体にとって負荷が強すぎると思われますので、涼しくなって貧血が改善されるまで、ウオーキングを続けようと思います。