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負荷

 17年間、毎朝10キロ、1時間のジョギングを止めて、その代わりにウオーキングをするようになって、

 心身ともに体への負荷が少なくなったような気がします。

 以前は、ジョギングをするのが楽しく、走りたくてうずうずしていたのに、ここ最近は、どうも走り始める前に、憂鬱な気持ちになり、けれども、走り始めてしばらくすると、すーと気分が爽快になり、そして走り終えた時には、達成感なのか、非常にハイになって、その後、一日好調に過ごすことができたので、走るときの息苦しさを無視して走り続けていました。

 けれども、やはり走る前の憂鬱感は、体が無理をしていることへの警告を知らせてくれていたのだと、

 健診で貧血が判明し、治療に鉄剤を補給するうようになり、またジョギングを止めて、ウオーキングに切り替えると、あの憂鬱感はなくなったことからわかりました。

 年齢や身体のコンディションに合わせて、運動の負荷を調節していかなければならないと、何でも始めると、途中でやめることに罪悪感を感じて、無理してもやり遂げようとするこの気質も、変えていかなければならないと、つくづく実感しました。

 自分にあった負荷であれば、それをしている時に心身ともに心地よさを感じること。

 これを目安に、これからは負荷をかける時に考慮していこうと思いました。