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気候の要因

 梅雨前線が活発化して、昨日から東北地方日本海側で線状洪水帯が発生して、河川が氾濫しているようです。

 秋田県は災害の少ない地域だそうですが、この異常気象では例外はあり得なくなってきていることを感じます。

 東京は一昨日、昨日と、曇って日ざしが遮られたため、それほど気温は高くなかったのですが、湿度が高く蒸し暑かったです。

 今日と明日は36度を超す猛暑になるようです。

 「気象で読み解く現代史」を読むと、気候の要因としては、地球内部の周期的要因、自然由来の外部的要因、そして人為的要因の3つがあるそうですが、19世紀までは前者2つが気候変動の大きな要因で、それが人的活動に影響を与えていましたが、20世紀になって、人的活動の規模が大きくなると、今度は逆に3番目の人的活動の影響が、前者に影響を与え、気候を大きく変動させる要因になったそうです。

 21世紀になって、誰にとっても異常気象を体感できるようになると、この急激な変動の原因は、やはり、人的活動によるものしかないと感じられます。

 地球上に住むだれもが、人類自らが引き起こしたことの「ツケ」を支払わされているようです。

 この異常気象は、神が人間に与えた罰のように感じられる猛暑の日々です。