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感覚と情動

 昨日東京は36度の猛暑で、今日日中は37度にもなる予報です。今朝室内温度は6時ですでに30度。

 これから1週間もこのような猛暑が続き、残暑厳しい日々になりそうです。

 私はもちろん暑さは感じるのですが、それを辛い、不快に感じることはあまりありません。

 瞑想やマインドフルネスのおかげか、暑い、寒い、痛い、等々の感覚は、それが脳で情動や感情や記憶と結びつき、快不快の感情を生み出すのですが、その回路が遮断できれば、純粋に感覚を感じるだけになります。

 ただの感覚だけならば、それほど不快や辛くはないなあと実感しています。

 心頭滅却すれば火もまた涼しとは、厳しい修行の後にたどり着いた心境でしょうが、

 それほど厳しいストレスを与えなくても、瞑想等で、楽にストレスのコントロールができるのではないかと思います。

 もしかすると、歳とって感覚が鈍くなった(この説の方が有力、笑)のかもしれませんが、

 灼熱の浜辺で海水浴やサーフィンをする人々、極寒の豪雪の下でスキーをする人にとって、暑さや寒さを不快と感じることは少ないのではないのと同じではないかと。

 これは楽しいという快が、暑い、寒いという感覚を打ち消しているからだと思います。

 さあ、これからの猛暑も、感覚と感情の回路を断ち切って、過ごしていこうと思います。