日記を見ると、6月から3か月間ずっと最高気温が30度を超えて、7月からは35度越えが何日も続いています。
3か月以上(たぶん9月半ばまで30度超えると予想される)30度を超える日々ということは、真夏日が3か月以上続いているということで、日本はもはや温帯とは言えないのではないでしょうか?
おそらく春と同じく秋も短く、けれども、けっこう冬はしっかりと寒い状態がここ数年の傾向なので、
亜熱帯式気候とは言えないのかも知れませんが(亜熱帯は最低気温でも25度以上)、四季がなくなり、夏と冬の二つの季節だけになってしまいつつあるということは、温帯から熱帯へと移行しているように思います。
つれづれ草の兼好法師ではないですが、日本の家屋は夏を主体に考えよということですが、気候の歴史からみると、兼好法師の生きた鎌倉末期は、中世の温暖期の末期にあたり、冬もそれほど寒くなかったのではないか、ということは、夏はいまのような猛暑ではなかったけれども、エアコンなどの空調設備のない時代には、やはり夏の暑さを主体に考えた家づくりが必要だったのでしょう。
そして、21世紀の急速で急激な温暖化時代には、この猛暑にいかに対処するかが、住居の喫緊の目標となってきているように思います。
今年の夏は、猛暑になることが予想されたので、遮光ターブや二重ガーゼパジャマ、いつでもサーキュレータ等、自分なりに工夫して、エアコンなしで過ごしていますが、来年はさらにグレードアップする猛暑にどのような対策をしていくか、今年の教訓を胸に刻んでおこうと思います。
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