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夏日からの解放

 昨夜は雨が降っていたためか、気温も30度を下回り、4か月ぶりに涼しい夜を過ごすことができました。

 日記をみると、寝室の室温が30度を超えたのが、6月上旬。

 それ以来、ほぼ4か月近く、30度の空気の中で過ごしていたことになります。

 真夏日が一年の1/4にも及ぶようになって、

 同級生と「理科の授業で、日本は温帯に属すると習ったけれども、現在の小学生はどのようにおしえられているのだろう?(ちなみに、死火山、活火山の区別もなくなったのですね)」と先日話し合ったのですが、

 マジで、四季がほぼなくなってきている日本の気象は、果たして温帯と言えるのでしょうか?

 近年の北海道の暑さも話題になっていますが、もはや北海道は亜寒帯ではなく温帯になってきていて、

 熱帯が原産の米の生産の量も質も、北海道が最も適するようになったようです。

 そういえば、北海道でお米の新種が続々と生産、発売されるようになってきていることで、

 すでに自然相手の農業生産は、地球温暖化の影響をもろに受けるために、シフトが真っ先に生じる分野なのでしょう。

 東京では、従来は熱帯植物であるパッションフルーツやゴーヤなどが普通に栽培されるようになってきています。

 地果物がトロピカルフルーツになる日も近いのかと、

 久しぶりに夏日から解放されて、来し方の今年の夏の日々を振り返っています。