毎朝聞いているNHKのラジオ放送の健康ライフのコーナーで、今週のテーマは「からだのにおい」です。
誰でも自分は慣れてしまって気づかないからだの臭いを発散しているということ。
においの原因は体内から、皮膚から、老廃物から、様々な要因があるということ。
そして年齢によって、性別によって、身体の状態によって、特有の臭いがあるということ。
東洋医学では、診断要素として五感で感じるものを重視していますが、においは「聴く」と表現します。
においを感じるところは、他の五感と異なり、古い部分の大脳辺縁系です。
それゆえ、においを明確な言葉で表現することはむずかしく(大脳皮質が司る部分なので)、また情動(辺縁系の扁桃体)とも深く関わり、記憶の形成に関与します。
それゆえ、においはその人特有なもので、まさにその人の人生が反映されているものだと思います。
必要以上に気にすることはないと思いますが、においは本人には慣れてしまって気づきにくいので、
他人に不快感を与えないように清潔につとめていきたいと思います。
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