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読書の秋に想う

 私は毎日一冊以上本を読む習慣があるので、

 読書の秋とは言わず、読書の一年です。(笑)

 活字中毒の気があるので、何もしない時間はすべて活字(本に限らず)を読んでいる生活を送っています。

 日常生活でどんなことがあっても、活字の世界に入るとすべてが忘れられ、別世界に行くことができます。

 主に小説などのフィクションうよりも、ノンフィクションの本を多く読んでいて、

 本選定のもっぱらはHONZOという書評サイトで推薦される本を、即座に図書館で予約して読んでいます。 

 私の人生は、実体験したことよりも、活字からの情報で構成されている部分が多く、

 わたしという人間は物理的な身体と活字情報によって形成されてきたものが合体したものだと、

 本を読むことによって、私の人生を培ってきたように思えます。

 非社交的な性格なので、実際にいろいろな人と交わることが苦手なのですが、

 本を読むことによって、実生活では直接話を聞くことができない人からも、

 妙に入り細に入り丁寧に解説してもらえて、知的好奇心が満足させられます。

 たぶん私にとって本を読めなくなった時が人生の終わりなのだろうと、

 これからもつづくであろうか活字人生を予想しています。