山田知生著「スタンフォード式 疲れない体」を読んで、腹式呼吸を実践しています。
深呼吸である複式呼吸とは異なる腹圧を維持する呼吸です。
疲れる要因は体の歪みにあるとして、その歪みを腹圧を維持することで体幹をコルセットのように固定して安定させ矯正する方法です。
疲れる原因は、歪みのために脳やせき髄の中枢神経と筋肉や腱などを動かす末梢神経の連携がうまくいかなくなり余計なエネルギーを消費することで消耗するからです。
肺にいっぱいの空気を吸い込み、胸郭の下を支える横隔膜を下げてその下にある内臓を収容している腹腔を圧迫します。
その時腹の内側から外側へ押し出す圧力が生じます。
そしてその次にその圧を維持しながら(複式呼吸ではお腹を引っ込ますところが違う)口から息を吐いていく。
そうすると内側からの圧力の反作用として外側からの圧力が拮抗して腹腔が安定するようになります。
そうすると中枢神経と末梢神経の連携が良くなり、身体の動きもスムーズになり疲れなくなります。
私左右の身体に歪みがあり、歩き方や座って立ち上がるときなどに余計な力がかかったり痛みを感じることがあります。
この腹式呼吸を一日に何度も実践して腹腔を安定させ、疲れない体になるように実践しています。
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