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褐色脂肪細胞

 冷え性対策として、自らエネルギーを発電する「褐色脂肪細胞」を活性化するという方法があります。

 褐色脂肪細胞とは、脂肪細胞の中でも発熱に特化した細胞で、赤ちゃんの時に多くやがて成長し、大人の身体では肩甲骨の間などに残っているだけです。

 寒く感じると背中がぞくぞくするのは、肩甲骨にある褐色脂肪細胞を摩擦熱で活性化させて発熱させようとする作用だからだそうです。

 冷え症の人は、代謝が悪く発熱能力が低いことが原因でもあるので、この褐色脂肪細胞を積極的に活性化させる方法、肩甲骨をぎゅーとひきつけたり、腕を振ったりする方法が有効です。

 またカイロをその部分に張るなどするのも効率的に体を温めることもできます。

 寒いとどうしても前かがみになってしまいますが、できるだけ胸を張って、肩甲骨を惹きつけ姿勢をよくすることが、身体を温めることに繋がります。