いったい誰がこのようなお正月を予想したでしょうか?
能登半島を襲った地震は、当たり前だけれども自然は人間の営みなど全く考慮しない「他者」であるということを思い知らせてくれて、
羽田空港の海上保安庁の飛行機と日航機の衝突事故は、それにともなう人的な混乱が悲劇を連鎖させるということを教えてくれます。
けれども、大惨事になるところを適切な避難指示によって免れた幸運は、事故でなくなされた海上保安庁の方のことを想うと相反しますが。
その中でも箱根駅伝では青山学院が快走優勝するなど、同じ日本の国土でも、情報技術が進歩したことにより、喜びも悲しみも同じ人間が同時にその情報を受けとることが可能になったことから生じる内面の混沌を強く意識したお正月でした。
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