なんだか最近年取ったこともあって、多くのことを契機に昭和を思い起こしています。
患者さんから愛媛のおいしいみかんを頂きました。
小粒ですが、甘い果汁を口に含むと、昭和の時代、炬燵の上にはみかんが果物籠に山盛りに入れられて、家族でテレビを観ながら、各々みかんをむきながら同じスクリーンを眺めていた光景を思い出します。
そのような昭和の光景と結びついているためか、みかんを買って食べることはなくなりました。
そして、こたつ、家族で同じテレビ番組を観る等々、あれは紛れもなく昭和のありふれた家族の光景だったのだなあと、今は失われたそれを思い起こしています。
一人で食べるみかんは、そのような昭和の家族の思い出を思い起こし、ちょっぴり甘酸っぱくもありました。
コメントをお書きください