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朝日と眠り

 東京は冬晴れの日が続くおかげで、冬の間私の睡眠リズムは正確に刻まれます。

 眠りを催すホルモンであるメラトニンは、日中生成されるセロトニンが夕方から変化して作られるのですが、そのセロトニン生成のスイッチをオンにする役目が朝日を網膜の奥深くまで照射することです。

 網膜で受けとって光のエネルギーが脳の視交叉上核に届けられ、そこからセロトニン生成のスイッチがはいります。

 日光を浴びてから13~16時間後にメラトニンが生成されます。

 私は毎朝6時にウオーキングに1時間でかけ、ちょうど家に到着する時間に太陽が昇るので、それを10秒ぐらい見つめてスイッチ、そして10時近くに買い物に出かける時にも10秒見つめで、スイッチを入れます。

 すると面白いほどに、夜8時近くになると(13時間ぐらい)それまで全然眠くなかったのに、スイッチが切れたようになって目を空けていられなくなって、夕食後の読書は中止、1時間ほど配信ビデオを楽しんで倒れるようにしてベットに入り、10秒ただずに寝落ちします。

 そして途中3時間後ぴたりにトイレで眼が冴え(眠り始めの1時間半のゴールデンタイムは深い眠りをしっかりとって)3時間後の朝3時に起床という、体内時計のリズムに「支配された」規則正しい生活を送らざる負えなくなっています。

 おかげで体調は絶好調。

 冬の間の元気の秘訣です。