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快適さ

 今年の冬の異常な高温は、冬という私がこれまで経験してきた冬の概念に変化を及ぼすほどです。

 寒さは若い頃は苦手でしたが、年齢とともに低血圧がなくなったこともあって、40代後半の頃から冷え症もなくなり、近年の暖冬傾向もあって、冬の寒さが嫌でなくなっただけでなく、夏の酷暑と比較して、汗もかかず、夜は熟睡できることもあって心地よいものになってきました。

 だから、ここ数日の暖かさは、以前ならばうれしく感じていたでしょうに、なんだか気持ち悪く、不快に感じるくらいです。

 寒さに慣れてきた身体ゆえに感じることなのでしょうが、精神的にも期待する寒さとのギャップがそのような感じを生み出しているような気がします。

 快適な気温とはどういうものなのか?

 今年の冬の異常な高温はそう考えさせられます。