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花見

 昨日は早朝の雨でウオーキングは中止でしたが、徐々に雨が止み、午前中、買い物だてらに緑道の桜並木の花見をしました。

 けれども、開花したものの、まだ満開とはいかず、樹全体がほんのりとピンク色にはなっているのですが、満開の桜という状態ではありませんでした。

 今年の桜は、なかなかじらしてくれて、やきもきします。

 「昆虫絶滅」という本を読んで、世界中で昆虫が絶滅しつつあることを警告しています。

 害虫などと言って、ミツバチ以外は何かと忌み嫌われる虫ですが、食物連鎖の土台となる重要な生物であるため、昆虫が減少もしくは絶滅することによって、作物の受粉や土壌などがうまくいかなくなり、人類の食糧供給に渋滞な危機をもたらす可能性があるということです。

 そういえば、昭和時代、入学式の時に満開の桜並木の下を新しい制服で歩いたことを思い出し、その際に、大量の毛虫が「降ってきて」悲鳴を挙げたのを思い出します。

 平成、令和となって、すっかり桜の毛虫がいなくなってしまった原因はなんなのだろうと、毛虫の心配もなく花見が楽しめる令和の桜を見てふと思いました。