気象予報

　気象予報士の伊藤みゆきさんの「備える力」を読みました。

　彼女はこの３月まで気象予報ＨＨＫの朝のラジオ番組のレギュラーで、ここ２０年近く彼女の気象予報を毎朝聞いて、その適格な予報の伝え方に全面的に信頼をおいて、また天体や歌謡曲（気象に関係する歌謡曲選曲コーナーも楽しみでした）や野球にかんする幅広い造詣にも感心して、オシの気象予報士でした。

　この本で取り上げられている彼女自身が予報した気象の天気図などから、近年の異常気象の解説、災害から身を守るためになにをすべきか、気象予報から読み取るために、予報士がどのように気象データーから伝えようとしているのかを、予報士の立場から分かりやすく、かつ専門的に解説していて、とってもためになり、リアルタイムでみゆきさんの気象予報を聞いていた立場から、あの時はこのような天気図から予報していたんだと深く納得しました。

　みゆきさんは４月からは土曜日夕方の番組にシフトされるそうですが、彼女の予報を聴き続けたくて、スマホのアラームをセットして、「追っかけ」を続けるつもりです。