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定点観測としての健診

 毎年、この時期に区の定期健診の申し込み用紙が送られてきて、私は即座に毎年健診を受けている診療所に予約し、またがん検診予約も別の医療機関でします。

 同じ時期に健診をするのは、健診の目的が、がん検診とは違って、病気を見つけるためでなく、現在の健康状態を知るためです。

 健診の値は、全国平均からどれだけ外れているかということが基準とされています。

 個人の身体は、人ぞれぞれ。

 だから、基準値以内に収まっていることが健康なのではなく、自分が健康と感じられている状態から、どれだけ数値が変化しているかの、変化を見るために、毎年同じ時期に検査しています。

 つまり、定点観測です。

 規則正しい生活をして、食事に気を付け、運動も定期的にしていて、適正体重を維持しているのですが、それでも、数値に変化はあり、これから益々老化の影響も出てくるであろうと予測しています。

 本心は、面倒だなあと感じているのですが、一年に一度、自分の身体を客観的にチェックできるのは、ありがたいことだと思っています。