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蚊の逆襲

 猛暑の時期は、蚊も活動を抑えられていたのか、

 涼しくなると、もう10月だというのに、立て続けに蚊に刺されました。

 蚊も26度以上になると、活動量が低下するので、猛暑の間は、活動=血を吸うことを控えていたのでしょう。

 しかし、残り少ない蚊の一生の間で、生殖のための高エネルギー食である動物の血が必要なので、蚊も必死になっているのでしょう。

 そして、夏の盛りに比べると、動きが鈍く、貪欲になっているので、吸う時間が長く、吸っているところを容易に叩き潰すことができます。

 叩き潰した後の、蚊の吸っている途中であった自分の血液の跡を、手のひらに確認して、

 吸うときに挿入された蚊の唾液によるアレルギー反応の痒みを覚えながらも、

 密かにサド的な狩猟の喜びをかみしめています。