昨日は一日中雨が降り続いたので、一歩も外に出ませんでした。
雨の日、ウオーキングを中止する代わりの、朝風呂1時間。
ゆったりと温めのお湯につかりながら、読書。
米原真理さんの「打ちのめされるような凄い本」を再読。
20年前に亡くなった米原真理さんの絶筆となった書評集。
週刊誌連載当時から読んでいて、
米原氏の、当時の世界、日本の社会情勢に対する評論のような本の選択と読んでいる時の彼女の息遣いが感じられて、時代の趨勢を感じ取る、米原氏の感度の良さは、その膨大な読書量(一日7冊!)の土壌があったからなのだと、改めて感じました。
現在もご存命であったなら、米原氏はどのように感じられるだろうと。ロシア語同時通訳者であり、ロシア情勢のエキスパートであった氏が、プーチンのウクライナ侵攻をどうとらえるのか。
彼女の意見を聞いてみたいと思わせた本でした。
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