半年前から、シャワーの終わりに、頸筋から肩甲骨の間の部分に、冷たい水を1分間浴びることにしています。
きっかけは、医師、青木保氏の著作の冷感療法を読んで、その中で推奨されている療法だったからです。
青木氏は、糖尿病治療を専門として、患者の体重減少のために、身体の代謝を高めることが有効だということで、ある論文を見つけ、ご自身でも20年以上も実践し、効果を実感し、治療にも取り入れているそうです。
その原理は、人体には、褐色脂肪細胞といって、熱産生だけの機能を持つ細胞があり、それは赤ん坊の時には全身の細胞であるのですが(だから赤ちゃんは、暖かい)、成人の身体には、肩甲骨の間の部分にしか残っていないようです。
風邪を引いた初期に、ぞくぞくするのは、ウイルスを退治するために、身体が熱を産生しようとして、筋肉を動かすことで、褐色脂肪細胞を活性化させようとする動きだそうです。
その褐色脂肪細胞は、20℃以下の寒冷刺激を60秒以上受けると、成人でも活性化するそうです。
早速、7月から始めたのですが、東京では水道から出る水温は、25度以上になるようで、あまり寒冷刺激にならなかったためか、効果のほどはいまいちでしたが、
寒くなるにつれて、今までと同じだけ食べて、体重が徐々に減り始めました。
冷たい冷水シャワーを1分間浴びるのは、少々苦痛ですが、
滝行と思って(実際に、滝行の効果は、冷水シャワーと同じ)、毎日実践しています。
褐色脂肪細胞が活性化しているためか、寒さもあまり感じないような気がします。
これから寒さも厳しくなってきますが、
冷水シャワーを実践していこうと思います。
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