4月24日は私の56回目の誕生日です。
昨日は55歳最期の日。「55歳イブ」として55歳の一年間を振り返る日にしました。
この一年は、誰にとっても特殊な一年だったでしょうが、私にとってもそうです。
ちょうど一年前に初めての緊急事態宣言がでて、外出自粛が要請される中、
治療院も開店休業状態を余儀なくされました。
この一年間コロナに振り回された一年でもありましたが、
ルーティン生活はかたくなに固守し、生活リズムはくずさずに務めました。
おかげで心身ともに健やかに無難に過ごすことができたことが何よりです。
ただ、「目に見えない」老化は着実に進んでいるようで、
それまでジョギングの際に最初の5分ぐらいは息苦しくてもすぐに調子が出てきて楽に走れていたのに、
最期まで息を切らして走るようになりました。
ウオーキングの際の股関節の痛みもずっと続いています。
老眼も(笑)進んできています。
白髪も、シワも目に見えて分かるほど増えてきています。
55歳の一年間は、隠しようもなく、老化を自覚する一年であったように思います。
そして人生の残された時間を強く意識するようになりました。
87歳の認知症初期の母の遠隔介護ということもあり、
死が身近にリアリティをもって感じられるようにもなりました。
確実に人生下り坂を下りている感覚。
若い時から、若さの実感、若さを満喫する感覚はなかったので、
それが失われることに対する悲観はないのですが、
ただ、過ぎ去った時間を、20代であった30年前を振り返ることが多くなったことで実感しています。
さあ今日から56歳。
いつも一年の豊富は「ぼちぼちとやっていきましょう。」ですが、今年一年も「ぼちぼち」やれればいいと思います。
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