雨模様の日が続くようになり、空気も湿り気を帯びてきたようです。
ちょっと体を動かすだけで汗ばむようになりました。
緑道のアジサイの並木があるのですが、恥際の七変化がはじまりつつあります。
緑の葉っぱの家に白っぽい花がぽつぽつと咲き始め、
やがて赤や青や紫、そして白と大輪の花が両側に咲き並ぶ「アジサイ街道」が開催されます。
花の色は時が経つにつれてどんどん変化していき、私はこれを「アジサイの七変化」と名付けて、その変化を楽しんでいます。
そして茶色く枯れた花の色になったとき、アジサイの饗宴は終わり、梅雨も終わりに近づきます。
小学校1年生の時の理科の時間に、かたつむりを観察するために各自が持参することになりましたが、
当日の朝、アジサイにいると思われるかたつむりが見つからず、泣きながら登校しました。
3時限目の理科の時間になって、学友たちが各々捕らえたかたつむりを出してくるのに、
私だけがなく、「どうしよう。。」と思っていたところ、
なんと母がかたつむりを学校に届けに来てくれました。
プラスチックの石鹸の箱に入ったかたつむりを50年経った今でも鮮明に覚えています。
アジサイの季節になると、いつも思い出すエピソードです。
そういえば、近年かたつむりをむかけないなあ。
餌になる害虫がいないからでしょうか?
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