お彼岸が過ぎ、猛暑から気温は20度近くも下がり、急に涼しくなりました。
日本は四季があり、毎年繰り返されているのに、
改めて季節が変化すると、「秋ってこうだったけ?」と新鮮な驚きに包まれます。
特に今年の夏から秋への変化は、猛暑から一転なので、その急激な変化に心身ともに戸惑ってしまい、
暑さから寒さへの心身の気構えの準備がまだできていません。
特に戸惑いを感じるのが、日の暮れの早さです。
「秋の日は釣瓶落とし」と言われるように、地球の公転速度は変化しないので、日没時間の早くなる度合いは変わらないと思われるのですが、昔から秋の日暮れの早さは来るべき冬の予感とともに実感されていたのでしょう。
夏時間のつもりで生活していたら、あっという間に夜になってしまいます。
そして心構えのない暗闇は、急にもの悲しさを覚えてしまいます。
「秋の夜長」には、夏の夜の短さでできなかったことをするのにふさわしいのでしょうが、
まだそれへの対応ができないまま、いきなり「秋の夜長」に突入した感です。
うかうかしていると、秋の夜長を楽しむよりも、今度は冬のどっぷり長い夜になってしまい、夜よりも、日中の短さへの対応に追われるようになりそうです。
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