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仰向け寝防止対策

 梶本修身著「すべての疲労は脳が原因」の中で、脳の疲労は自律神経の酷使によって活性酸素発生し、それによって身体の恒常性を維持する自律神経の機能に支障をきたし、それが脳に疲労感として感じられるとありました。

 そして疲労を取る一番の方法は、睡眠。それも質の良い、疲労を取る睡眠です。

 しかしその睡眠が、睡眠時無呼吸症候群や、それほどまでなくても眠っているときにいびきをかく人は、眠っている間に自律神経が疲れて、眠ることによって疲労が取れないばかりか、かえって疲れを増してしまう現象が生じているうようです。

 いびき防止のためには、肥満の解消(喉付近に脂肪がつくと気道がせばまる)、アルコール多量摂取しない(アルコールにより舌が弛緩して喉の奥をふさいで気道が狭くなる)、仰向けで寝ない(仰向けになるといびきをかきやすい)ことをあげていました。

 私はいびきをかいていると言われたことはないのですが、たまに寝言や唸り声は言っていることを自覚していますす。6時間睡眠で、日中はランチ後眠くなることが多く10~15分ぐらいの昼寝して、その後頭がすっきりとして午後以降を過ごします。これは体内時計の周期のためで、寝不足ということではないようですが、もしかして睡眠が足りていないのかも?と思い。仰向け防止対策をしてみることにしました。

 梶本氏が提唱しているのは、右を下にして横向け寝です。寝ている最中に仰向けになってしまうことを防止るうために、ウエストポーチにタオルまたはテニスボールなどを入れてふくらませ腰にまいて寝ると、仰向けになろうとしても違和感があってできないということでした。

 さっそく試してみました。慣れていないせいか、途中何度が違和感で目が覚めましたが、そのまま朝まで横向きで眠りました。そしてその日の昼間の眠気は、いつものように強く一瞬感じられましたが、ちょっと我慢しているとすぐに眠気がとれて、昼寝をせずに午後を過ごすことができました。

 これって、もしかして睡眠が足りたという証拠?と思い。

 しばらく、ウエストポーチをつけて寝てみようと思いました。